あらすじ

王国屈指の名門・アルバート公爵家。 その嫡男レオンは、「冷酷な悪役領主」として断罪された。 理由は簡単だ。 腐敗貴族を粛清し、 税制を改革し、 軍を鍛え、 赤字を黒字へ変えた。 だが、それは既得権益を持つ貴族たちには都合が悪すぎた。 彼らは国王を動かし、レオンを"反逆者"として王国最果ての荒野へ追放する。 与えられた領地は、人も作物もなく、魔物しかいない不毛の土地。 誰もが、 「一年も持たず死ぬ」 そう笑った。 しかしレオンは前世の知識と卓越した統治能力、そして土木魔法を使い、ゼロから街づくりを始める。 道路を敷き、水路を引き、港を築き、工房を建て、市場を開く。 迫害された職人。 他国で追われた学者。 奴隷として売られそうだった獣人。 行き場を失った冒険者。 彼ら全員を受け入れた結果―― 十年後。 人口三百万人。 世界最大の交易都市。 魔法技術世界一。 経済力世界一。 軍事力世界一。 世界中の商人と王族が集う"自由都市国家"が誕生していた。 一方、レオンを追放した王国は腐敗が進み、貴族同士の権力争いで国力を失い、隣国の侵略を受けて滅亡寸前となる。 そして国王は、かつて追放した男へ頭を下げる。 「どうか……我が国を救ってほしい」 だがレオンは静かに笑う。 「あなた方は十年前、私を捨てました。今さら助ける理由が、どこにあるのですか?」 これは、追放された悪役領主が世界最大の都市を築き、やがて一国どころか世界の勢力図を書き換えていく英雄譚。

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カクヨム
カクヨム2026/07/31
  • 現在の作品辺境送りになった悪役領主、誰もいない荒野を十年で世界最大の都市にしたら、俺を追放した王国が助けを求めてきた