あらすじ
代書屋コトノハ堂の一人息子ショウスケのもとに、彼を「あるじさま」と呼ぶ童女キョウコが現れた。
「ずっとお慕いしておりました! どうかおそばに置いてください!」
ショウスケに愛を告げるキョウコの正体は……、かつて彼が世話をしていた野良猫だった!?
半ば強引に、奉公人として住み着いたキョウコとともに、ショウスケは店に舞い込む依頼に向き合っていく。
妹を泣かせてばかり少年の不可解な行動の謎、花街で相次ぐ不審火――。猫と一緒に見る景色は、いつもとどこか違って見えて、謎もするりと解けていく。
日々は、時に賑々しく、時に穏やかに過ぎていくも、ある年、コトノハ堂の存続を揺るがす大事件が起こる。
苦難を乗り越え二人の絆はさらに強く結ばれるものの、キョウコの生まれ変わりには主人のショウスケにも言えない秘密が隠されていて……?
元猫は果たして、十の歳の差だけでは越えられない壁を乗り越え、愛しの主人と添い遂げられるのか――。
これはどこか古い時代の、日の本に似た国ヤマノトに住む、ちょっと変わったカップル(?)が、不可思議な出来事の謎を紐解いたり、穏やかな日々をひっくり返す悲しい事件を乗り越え、心を通じ合わせるまでのお話。
※中盤ちょっとサスペンスです
※自身のエブリスタ処女作を編集して、再投稿
※完結済投稿
※後日譚含む番外編なども執筆済のため、スター特典として投稿予定。