あらすじ
本来、出会うはずのなかった二人。
何も起こらない一日を守ることを仕事にしている青山は、
渋谷の雑踏の中で、ふとしたトラブルに巻き込まれた青年・響と出会う。
名前だけを交わした、ほんの短い時間。
それだけのはずだったのに、
青山の中には説明のつかない違和感が残った。
一方の響もまた、
「知らない誰か」の優しさに救われながら、
その笑顔を、なぜか忘れられずにいた。
互いの素性も、距離も、何も知らないまま。
それでもこの出会いが、
二人の人生を静かに交差させていくことを、
まだ誰も知らない。
――ここから、
心の距離が0kmになるまでの物語が始まる。