あらすじ

死亡記録に名前があれば、まだ生きていても死者になる。 記録から名前が消えれば、生きていても存在しない。 西方大陸ヴァルテリア。 その中心にそびえる巨大産業都市、ヴェルム=クロウ。 蒸気機関、高架鉄道、記録機械、そして契約文書が人々の暮らしを支配する、煤煙と霧の街。 霧燈通り十三番地《黒鴉館》に事務所を構える探偵レオン=クラウスは、助手であり新聞記者でもあるミラベル・ワトリアとともに、街に潜む《偽装記録》を暴いていく。 偽造された契約書。 存在しない死亡記録。 消えた神名。 記録院の密室。 存在しない列車。 死者が演じた最後の舞台。 公式記録は、いつも正しいとは限らない。 それは時に、誰かが真実にしたかった嘘である。 一つの事件を解決するごとに、都市そのものに隠された巨大な謎へ近づいていく、スチームパンク×本格ミステリー連作。 物語を記録するのは、ミステリーを専門とする観測神格《イル=ヴァス》。 ※「小説家になろう」でも連載しています。

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カクヨム
カクヨム2026/08/12
  • 現在の作品蒸都ヴァルテリアと偽装記録の探偵〜記録が嘘をつく街で〜