あらすじ
ワーキングホリデー制度を利用してイギリスに来たものの、道端で迷子になっていた斎藤 悠大(さいとう ゆうた)は、流暢な日本語で声を掛けられた。
声の主は、仕立ての良いブルーのスーツに身を包んだ青年エドワード・グレンアーモンド。
彼はちょうど店を手伝ってくれるスタッフを探しており、店で働かないかと打診される。
怪しみつつもその申し出を受けることにした悠大は、彼の店を訪れる。
『ルーメン・クレペルム』。
明け方や夕暮れの光を表す言葉を冠したその店は、普通の店ではなかった。
エドワードは精霊が住み着いたアンティークから精霊を引きはがし、”あちら側”へ送ることを生業としていたのである。
エドワードの出自、家族との諍い、そして悠大の抱える秘密……。
悠大はエドワードや精霊との関わりの中で、自分の生きる道を見定めていくのだった。