あらすじ
魔法少女に憧れた。
だが、待っていたのはキラキラとは程遠い現実。世界の中心、いや、クラスの中心にもなれない『陰キャ』の閑奈クルミは今日も今日とて教室で隅っこ暮らしを送っていた。一軍女子にありったけの嫌悪と憎悪と嫉妬と暴れ狂うような他者批判兼自己批判を胸中にドロドロと抱えながら。
そんなある日、クルミの目の前に現れたのはファンタジー世界からの来訪者。このつらい現実世界がヒビ割れる音がした。
だが、性根がとことん陰キャにできているクルミに世界は救えるだろうか?
というか、そもそも『世界を救おう』という気になれるだろうか?
魔法少女になっても待ち受けているのは、魔法少女としての現実であった。