あらすじ
――『色のない星』――
神崎湊、27歳。
空間物理学研究所で、実験装置「HORIZON-01」の保全整備主任を務める技術者。
妹・澪の十九歳の誕生日を迎えたある日、湊は師である山村教授に呼び戻され、実験中のHORIZON-01を停止しようとする。
しかし、装置は臨界を超えた。
次の瞬間――湊は、世界から消失した。
目を覚ました彼がいたのは、白と黒と灰色だけで構成された、現実とは異なる世界。
そこには、観測インスタンス「ST-01」と呼ばれる少女がいた。
銀色の髪。
青い瞳。
白と黒のメイド服。
そして、星を思わせる小さなアクセサリー。
彼女の名は――
世界の境界から始まる、SF純愛ファンタジー。