あらすじ
**紹介文**
「荷物持ちのお前は、ここで囮になれ」
ダンジョン最深部。
長年こき使われてきた荷物持ちの湊(みなと)は、仲間だと思っていたパーティに裏切られ、たった一人で置き去りにされた。
戦闘能力はほとんどない。
食料も装備もわずか。
周囲には強力な魔物。
――普通なら、ここで終わるはずだった。
しかし極限状態の中、湊は謎の能力【迷宮改変】に目覚める。
さらに判明したのは、とんでもない能力だった。
仲間との「絆」が深まるほどSPが貯まり、そのSPを使えば、ダンジョンそのものを自由に改変できる。
安全地帯を作る。
食料を確保する。
設備を整える。
そして、行き場を失った者たちを迎え入れる。
湊はただ、生き延びるために居場所を作っていただけだった。
ところが――。
妖精、獣人、機械人間、悪魔……。
人間社会からはみ出した者たちが次々と集まり、寂しかった最深部はいつしか巨大な共同体へと成長していく。
しかも本人の知らないところで、その存在は地上へと伝わり始めていた。
「最深部に、正体不明の勢力が存在する」
「複数種族を従えているらしい」
「ダンジョンそのものを支配している……?」
やがて世界は、一つの結論にたどり着く。
――ダンジョン最深部に《魔王》が誕生した。
「いや、俺ただの荷物持ちなんだけど?」
これは、仲間に捨てられた一人の荷物持ちが、
捨てられた者たちと家族になり、
いつの間にか世界最強の多種族国家を作ってしまう物語。
**追放×迷宮開拓×絆SP×多種族仲間×勘違い魔王。**
最深部から始まる、爽快成り上がりファンタジー!