あらすじ
はるかはるか昔。
世界は、自分達より更に上位の存在がいる事を認知していた。
そして真なる自由を獲得する為。侵略を企てた。
神を人工的に作り出す、その情報収集用として沢山の実験体が製造された。
彼ら彼女らは、「遠足」という他世界への侵略行為に大量投入され大半は死亡した。
時に大怪獣となり、時に大量のエイリアンとして群れを成し、時に妖怪の類に変身する。
世界に応じて変異し、死ぬまで戦いを強いられた。
“彼女”は、死地から既に3回生還した異例中の異例な存在。
明るくハキハキとコミュニケーションに長けた子で、言いたい事はハッキリ言う。天才肌で何となくで何でも出来てしまう。
でも、心は壊れてしまっていた。
殺して、苦しめて、壊して―――。称賛される。
悪い事だと微塵も思わず―――、生きる為に繰り返した。何度も、何度も、何度も。
そんな彼女も、ついには完膚無き迄に敗北する。
――と、いうわけで私は転生したらしい。
「どういうワケだよ」
彼女、いや、今は彼…か。
彼は上位存在に取引を持ち掛けられ、第二の人生を歩むことになる。
これは世界を壊して喜ばれ、
不幸を作って褒められて、
幸せと不幸を知らなかった存在が。
皆を幸せにしていく物語。