あらすじ
魔物が溢れる世界の中で、特に美しい魔法に溢れる国、フィルフィード帝国の帝都にある魔法学園には、"獣のような魔法使い"と噂される生徒がいた。
彼女の名前はヴィオラ・ニーレイ。
大人しく冷静な性格とは裏腹に、彼女の使う魔法は、威力重視・殺害重視・範囲重視・数重視のオンパレードで、お世辞にもとても美しい魔法とは言えない。いつしか、魔法の美しさを重んじる他の生徒や教師は、"倒すことを専門に置く獣のような魔法使い"と認識し、嫌うようになっていった。
そんなある日、魔法授業として、王族に仕える魔法騎士団と言われる人達が講師にやってくる。
彼女は、美しいけれど威力は全くなく、敵たる魔物を倒せない魔法しか放たないそんな彼らに、「美しさでやっていけるのは最初だけ。顔面の美しさでやっていけても、魔法が強くなけりゃダメだよね」と強烈なダメ出し。
学園生活を送る彼女は、そうして王族貴族、魔法騎士団すらも敵に回しながら、今日も一切の怪我なく暮らしている__