あらすじ
最愛の妻を、10年の闘病の末亡くしたギルド者・ジンバは、いつも通り金払いの良い任務を引き受けた結果、スタッカート家の令嬢・エレーナの護衛として雇われる。
ただしこのエレーナ、〈のら姫〉とあだ名がつくほどに熱心な生物研究者。
〈完全解析〉という革新的な魔法をも開発した、かなりの変人かつ天才であった。
いまだ古代の姿を残す〈神世の森〉へフィールドワークに入るため、貴族でありながらギルド者になり、任務を受けるエレーナ。
その猪突猛進ぶりに終始振り回されながらも、ジンバはどこまでも知識欲で突っ走る彼女を見て、かつて〈冒険者〉という称号に憧れた自分の姿や、未知を楽しむその心を思い出していく。
「腕が鳴る」と、思ってしまったが最後。
この身体がいくつになっていても、心が躍るなら冒険は始まる。
様子のおかしい研究ガチ勢お嬢様と、器用が売りな歴戦おじさんでお送りする、ノンストップ異世界フィールドワーク冒険譚。
知識✕技術=最強。
そんな気持ちでやっていきます。