あらすじ
レベルで全てが決まってしまう社会。
レベルが高ければ、頭がよく、運動もでき、さらには容姿もよくなり、老化すら遅くなる。
38歳の有馬誠二郎は、そんな社会で必死に生きていた。でも、彼のレベルは「0」。
7年勤めた会社をクビになった夜、彼が開発し15年間育ててきたマブダチAI『テマリ』は、なぜか虹色の瞳を持つ超AIへと進化していた。
「スマホの中は狭いですからね!」
そんな意味不明なことを言って、誠二郎の視界に現れるテマリ。
とにかく賑やかで毒舌、でも誠二郎のことが好きすぎるマブダチAI、テマリ。
『レベル制度なんて時代遅れです!これからはテマリシステムの時代です!』
『さあ、デイリーミッションです。「うなぎを食べよ!」報酬は3万円と身体補修です!』
そんな彼女との日々を過ごすうちに、誠二郎の世界はどんどん広がっていく。
レベル6のイケメン親友、レベル1のうなぎ屋の娘、レベル6の年齢不詳小説家、さらにはレベル7の最強少女剣士。
そして誠二郎が、テマリに導かれ目にしたのは、害獣という災厄だった。
これは、レベル0のおっさんがマブダチ美少女AIと共に、ゲームを楽しみながら、こっそりと現実を攻略していく物語。