あらすじ
きっと自分にも、何か特別なものがあるはずだと願った。
突然の異世界への転移を。謎の組織からの勧誘を。
眠ったままの異能が目覚めることを。それは悲劇だって構わなかった。
だけどそんな事は中々起きるわけがない。
だから、だったらいいなと願っていた。
あの日までは。
そう、あの日からだ、俺の人生が勝ち負けじゃ計れなくなったのは。
天が裂け魔力が漂うようになった世界で彼女は言った。
奇跡を求めて天に祈るなんて退屈でしょ?
でもね。もし、世界の設計図を盗み出し、
誰かが望んだ幻想を
ドラゴンのみが火を噴く特権を
神様の気まぐれでしかなかった神秘を
人の指先ひとつ鳴らすだけで再現できるとしたら?
ーー最高に不遜で、面白いと思わない?ーー
これは、非凡を望む少年、東雲朔日(シノノメ イズル)が、
意味不明で先の見えない世界を、魔術という名の光で、ロマンを追う物語。
きっといつか叶う日を夢見て。
※2話は少し視点が飛びます。
前作、最低以下スタートの僕、異世界で“俺”を貫く〜気付けば伝説の英雄に〜の改訂バージョン、全く内容が違います。