あらすじ

五十四歳の会社員・西村は、仕事帰りの駅で足を踏み外した。 次に気づいたとき、彼は見知らぬ若い男の身体で、昼の街に立っていた。 状況は何も分からない。 ただ、腹が減っていた。 目についた小さな定食屋へ入ると、店主は彼を見て言った。 「石川さん、今日は遅いね」 「いつもの?」 自分では知らない誰かの「いつもの」を食べながら、西村は、自分が失った人生と、自分が入り込んでしまった人生について考える。 一食のあいだだけを描く、現代転生短編。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/12
  • 現在の作品いつもの