あらすじ

祈りは、願いではなく伝えること。 公開討論を終えた香月壬弥は、龍鱗が厄災となる確率を五十パーセントに設定したと告げ、姿を消した。 起動予告は、翌日午後三時。 警察、自衛隊、社会保安庁による捜索にもかかわらず、香月の痕跡はどこにも見つからない。迫る刻限のなか、情動観測課の天雨糸橙子は、都市の監視網に潜む奇妙な空白へ目を向ける。 見えているのに、誰にも見られていない場所。 香月はどこにいるのか。 五十パーセントとは何を意味するのか。 そして、人々の感受性を高めた本当の目的とは。 積み重ねられた人物、思想、記憶が一つにつながる、『龍鱗の記憶』三部作完結編。

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カクヨム
カクヨム2026/08/12
  • 現在の作品龍鱗の記憶Ⅲ〜ラテラルアークの祈り〜