あらすじ

古書店をひとりで営む白石修一は、静かで変わらない日々を送っていた。 人付き合いは多くなく、本と店だけがあれば十分だと思っていたある朝、店の近くで一匹の白い子猫と出会う。 耳の根元としっぽにほんの少しだけキジトラ柄を持つその子は、ひどく怖がりなのに、修一にだけは少しずつ心を開いていく。 やがてこゆきちゃんと名づけられた子猫は、客が来れば隠れながらも、修一が座ればそばへ来て、夜は体にもたれかかって眠るようになる。 古書店の静かな時間の中で、修一の止まっていた心は少しずつ変わっていく。 白い子猫と古書店店主が織りなす、孤独とぬくもり、やさしいくあたたかな物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/12
  • 現在の作品こゆきちゃんのいる古書店