あらすじ
あらすじ(公募用の為、ネタバレ有ります)
小学六年生のツバサは、山あいの小さな村で暮らす元気な少年。
自然に囲まれた村で、いつも通りの夏休みを過ごしていたツバサだったが、今年の夏は少し違っていた。
都会から遊びに来た同級生のミサキのイトコ、ヒカルと出会ったことをきっかけに、ツバサは自分の身近にいる不思議な存在たちのことを話すようになる。
村の山には、カッパのゲンさんや天狗のテンさん、そして九本の尻尾を持つ九尾のキュウビ師匠が暮らしていた。
妖怪といっても、みんなが怖い存在とは限らない。
ゲンさんは友達のように一緒に遊び、テンさんは妖術を教えてくれ、キュウビはツバサたちの修行を見守ってくれる。
ヒカルも最初は驚きながら、少しずつ妖怪たちと仲良くなっていく。
山を駆け回り、妖術を教わり、空を飛び、滝で遊ぶ。
そんな楽しい夏休みの中で、ツバサたちは村に伝わる古い言い伝えを知る。
それは、山奥の巨大な岩に恐ろしい鬼が封印されているというものだった。
村の人々と妖怪たちは、長い年月をかけてその封印を守ってきた。
ところがある日、二人の退魔師が山へ入り、封印を破ってしまう。
しかも多くの退魔師は、妖怪をすべて人間に害をなす存在だと考えていた。
ツバサたちの大切な友達である妖怪たちまで、敵として扱われてしまう。
そんな中、かつてキュウビと出会った青年退魔師エイタが現れる。
人間なのに妖怪を理解しようとするエイタ。
妖怪でありながら、人間を守ろうとするゲンさんやテンさん、キュウビ。
そして、鬼の復活という大きな危機。
ツバサたちは、仲間たちと力を合わせて立ち向かうことになる。
楽しいだけだったはずの夏休みは、やがて忘れられない夏へと変わっていく。
妖怪との出会い、友達との絆、そして人間と妖怪が共に生きてきた村の秘密。
ツバサは、この夏を通して、友達を信じること、知らない相手を決めつけないこと、そして大切なものを守る勇気を学んでいく。