あらすじ
その恋、本当に終わらせるべきですか?
成功しても、失敗しても、料金は千円。
その千円で、あなたの恋と向き合ってください。
「彼氏と別れたいんです」
そう言って訪れた女性に、神代零は答えた。
「じゃあ、別れればいい」
「……できないんです。好きだから」
別らせ屋――神代零。
依頼料は、たった千円。
成功しても、失敗しても返金はしない。
その千円は、あなたが自分の恋と向き合うための料金。
彼の仕事は、依頼人の望み通りに恋人を別れさせることではない。
本人自身に、その恋の答えを「分からせる」こと。
これは、とある女性が自分の恋と向き合い、終わらせるまでの物語。