あらすじ
美しい境内に、緋色の袴をなびかせる若き神主・白石清人。
爽やかな笑顔で参拝客を迎える彼の裏の顔は、密室で生き物の「絶望する瞬間」を静かに愛でるサディストだった。
ある日、彼を慕う純真な女性信者が差し出してきた、一つの柿。
その果皮には、不自然なほど深く、執拗な爪痕が残されていた――。
支配しているつもりの怪物が、あらかじめ美しく栽培されていた絶望。
開けてはいけないパンドラの箱を開けた時、狂気の飼育箱が静かに閉じる。
【全3話完結 / 心理サイコホラー】
※直接的な残虐描写を排し、冷たい違和感と静寂で描く心理サスペンスです。