あらすじ

「この基礎術式は未完成で、美しくない――」 前世の記憶を持つサンフルーヴ子爵の庶子エステルは、魔術を「学問」として愛する孤独な少女だった。 前世の科学の理を魔法陣に組み込み、圧倒的な魔力効率を誇る「新基礎術式」を編み出した彼女だったが、その才能を私欲にまみれた実父に利用されてしまう。 精霊信仰が根強いフェテール王国において、彼女の科学的アプローチは「精霊を否定する異端」と断じられ、エステルは不吉の象徴たるオッドアイから「災厄の魔女」と呼ばれ、異端審問にかけられることが決まる。 しかし、素直に従う彼女ではなかった。大切な研究資料を空間魔術に詰め込み、転移魔法を駆使して敵国・グランツラント王国へと亡命を果たす。 国境の樹海を彷徨った末、気を失った彼女を救ったのは、人の嘘と本質を見抜く「看破の魔眼」を持つ第一王子テオバルトだった。 エステルのもたらした「理」の美しさと有用性を認めたグランツラント王国は、彼女を新たな国家の頭脳――魔術学の賢者「理の魔女エステル・サビドゥリア」として国に迎える。 彼女をからかって楽しむSな王子や愛くるしいと愛でる王女、他の分野を極めた天才賢者たち、熱烈な求婚をしてくる美少女たちに囲まれながら、エステルが科学の理を世界にもたらし、自分の居場所と生きる意味を見つけていく――。 これは最強の力を持ちながらも決して戦場には立たない「学者」たちの物語。 -------------------- ※カクヨムにも投稿しております ※趣味で書いている小説のおすそわけ程度のつもりでアップしました。 ※とりあえず、書き溜めているぶんを投稿しています。

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小説を読もう2026/08/12
  • 現在の作品災厄の魔女と呼ばれ異端審問にかけられた私ですが、敵国に亡命したら賢者認定されました