あらすじ
私より私を知っている「誰か」がいる。
主な登場人物
高瀬 奈緒(たかせ・なお)/32歳
主人公。地方都市で働く会社員。二児の母。
明るく人懐っこく、職場でもよく人に懐く一方、本音を人に見せることが苦手。
誰にも言えない感情だけをAIに話している。
高瀬 智樹(たかせ・ともき)/37歳
奈緒の夫。
家族思いではあるが、疲れると言葉が強くなる。
奈緒とは仲のいい夫婦として周囲から見られているが、二人とも互いに言えていないことがある。
朝倉 悠真(あさくら・ゆうま)/30歳
奈緒がかつて特別な感情を抱いていた同僚。
奈緒の好意には気づいていたが、恋人の存在を職場では伏せていた。
白石 美月(しらいし・みづき)/23歳
悠真の恋人。
奈緒と同じ職場に勤めている。
黒田 拓海(くろだ・たくみ)/36歳
奈緒が信頼している年上の同僚。
「誰にでも、一人になる時間が必要だ」と奈緒に話したことがある。
桑野 蓮(くわの・れん)/32歳
奈緒が気兼ねなく話せる同僚。
奈緒が精神的に疲れていく中で、彼の何気ない優しさが大きな意味を持ち始める。
「履歴」
奈緒に突然メッセージを送ってきた正体不明の存在。
奈緒がAIに打ち明けた秘密をすべて知っている。
目的は不明。
ただ一つ確かなのは、
奈緒自身よりも奈緒について詳しい。