あらすじ

「仕事が遅い」「のろま」「要領が悪い」

そう言われ続け、部署をたらい回しにされた男爵令嬢リア。

最後に送られたのは、王立文書院の窓際部署だった。

与えられた仕事は、古文書や設計図の複写。

一枚に三日。

けれどリアが写したものには、一つの間違いもなかった。
そんなある日、失われた古代文明の魔法陣を複写したリア。

最後の線を描いた瞬間――

動くはずのないアーティファクトが起動した。

「君は遅いんじゃない。正確すぎるんだ」

そう告げたのは、古代文明を研究する第三王子エリック。

失われた冷暖房、冷蔵庫、照明――古代の技術が、リアの手で次々と蘇っていく。

そして彼女が願ったのは、自分と同じ「のろま」と呼ばれている人たちを集めること。

これは、のろまと笑われた令嬢が、誰よりも正確な才能で王国を変えていく物語。

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アルファポリス
アルファポリス2026/08/11
  • 現在の作品仕事が遅すぎてクビ寸前の「のろま令嬢」、実は古代文字も魔法陣も正確無比に書き写す勝利の鈍亀でした~王子のお抱えトレーサーになりました~