あらすじ

6か月と20日。3,440.17km。 これが、松尾芭蕉の足跡をたどった、僕の日本での旅のすべてです。こんなことを言うのは、とてもありきたりで少し恥ずかしいですが、それでも言わせてください。日本で過ごしたこの数ヶ月は、僕の人生でいちばん美しい時間でした。町から村へ歩き、素敵な人たちと出会い、大切な思い出ができて、美しい景色をたくさん見ることができました。 もちろん、大変なこともありました。荷物が重すぎる日もあれば、膝が痛む日もありました。雨や風はなかなか休ませてくれず、蒸し暑さで肌がヒリヒリする日もありました。いろいろなことに迷い、自分自身についても何度も考えました。 歩く時間がたくさんありましたから。それでも、この旅をやめようと思ったことは、一瞬もありませんでした。一度も。 まだ帰りたくありません。 そして今、旅人としての生活を終え、この文章を書いています。日本で何を得たのでしょうか。新しい友だち。きっと一生忘れない大切な時間。そして何より、今まで感じたことのない自由でした。歩く。それだけです。時間をかけて過ごすこと。少なくとも、僕はそうしようとしました。 どう終わればいいのか分かりません。この旅の始まりだった17世紀の詩人、松尾芭蕉について、どう書けばいいのかも分 かりません。僕は長い間、芭蕉の足跡をたどり、俳句を読んできました。でも、少し分かった気がしたのは、ずっと後で した。僕も俳句を詠んでみましたが、僕には難しすぎました。そして、「奥の細道」の世界の中で、僕は何度も道に迷いました。この旅で、少しでもこの作品への「ありがとう」を伝えられていたら嬉しいです。 最後に、一つだけ。本当にありがとうございました。僕のために時間を作ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。このご恩は一生忘れられません。またいつか、日本で皆さんに会えたら嬉しいです。 日本、月が綺麗ですね〜🌕

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カクヨム
カクヨム2026/08/11
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