あらすじ
ジャンル別週間ランキング⋯⋯◯位
(0000年00月00日)
総合週間ランキング⋯⋯⋯⋯⋯◯位
(0000年00月00日)
「本気で来い、アリシア」——底知れない強者の“期待”が、少女の心を撃ち抜く。
お遊びのはずの武舞台から始まる、最強主従×王道婚約ラブコメ、ここに開幕!
大和国技館で行われる、友好国アトリシア公国との親善試合。
大和側の代表として特設舞台に立たされていたのは、目立つのが大嫌いな少年——東雲隼人だった。
かつて大和の姫君の護衛役を務めた彼が、元主の理不尽な命令(ワガママ)によって、せめて身分を隠すために狐の面を被って参戦。
「神聖なる勝負の場において仮面を付けるとは……。ふざけているのですか?」
対面に立つのは、美しい白銀の髪に大きな青い瞳を輝かせる少女、アリシア=オルレアン第一王女。
魔法の宝剣を携えた国内最高の剣技の素質を誇る気高き騎士姫。
刀すら抜かず、鞘のままで自分の神速の突きを完璧に受け流す隼人に、アリシアは「侮られた」と激しい屈辱を受ける。
——だが、彼女が本当に許せなかったのは、目の前の男が、自分が剣の道を志すきっかけとなった『憧れの人(恩人)』その人だったからであった。
「わかりにくかったか? ……本気で来い、アリシア=オルレアン」
ただ一度の決定的な隙。そこでトドメを刺さず、底知れない期待を含んだ熱い眼差しを向けてくる隼人。
その瞬間、お姫様の胸の奥に眠っていた、純粋な武人としての衝動と歓喜が爆発する。
隼人は今まで出会うことのなかった好敵手になる可能性を持つ彼女との戦いが続くことを望む。
しかし、永遠は存在しない。
――ピキッ!
絶対に壊れないはずの魔法の宝剣に一筋の亀裂が走る。
周囲の雑音が消え去った二人だけの世界《戦い・デート》の果て、宝剣が砕け散ったとき、隼人とアリシアの【婚約者】関係が始まったのであった。