あらすじ
死んで吸血鬼として転生した少年、夜見月(るな)。生まれ変わったはいいものの、性別は女の子になっているわ、吸血鬼とかいう悪役サイドの魔物になっているわで、散々な生活を送っていた。
彼女が吸血鬼として生き始めてしばらくたったある日、夜見は、その辺でひろった戦闘狂のショタ吸血鬼と、彼女の血を吸ったことで何故か馬鹿みたいに強くなってしまったロリ吸血鬼たち二人に担ぎ上げられて、いつの間にか三十万の軍勢を導く吸血鬼の女王、始まり(始原)の吸血鬼と呼ばれる最強の吸血鬼(噂)になってしまう。
しかし彼女は吸血鬼としては何の力もない。彼らに弱いことがばれてしまって大変なことになるだろう。
そんな板挟みの彼女に、予想していた中でも最悪な出来事が起こる。
そう、王国の勇者が討伐隊を引き連れてやってきたのだ。
『私は静かに暮らしたいだけなのに......』
そんな自堕落な少女(?)と周りの勘違いから始まった動乱の物語――。