あらすじ

四歳か五歳の「僕」が、夜中に目を覚ます。  隣にいるはずの母親はいない。  暗闇の中、襖の向こうから母と父の激しい言い争う声が聞こえてくる。  何が起きているのか理解できないまま、僕は襖の隙間から二人を覗き見る。  父の顔に浮かんだ、子どもには理解できない表情。母の怒鳴り声。  そして、僕の存在に気づいた父と母。  やがて僕は寝室へ戻され、襖は閉じられる。  再び訪れた暗闇の中で、天井の木目も、月明かりも、両親の声も消えていく。

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カクヨム
カクヨム2026/08/11
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