あらすじ
2037年。
ゲームセンターという過去の遺物が、一つのゲームにより復活した。
最新のVR・AR技術、脳波コントロール、そして専用筐体と専用回線によって実現した、かつてないスピードの対戦アクションゲーム。
その名は『バディズソウル』。
二人一組でのエントリー。
セイバー、アーチャー、キャスター、ビーストマスターなど9種類のクラスは、装備品によるビルドでさらに細分化される。
バディとの相性。
フィールドとの相性。
そして、ゲームメタ。
各々が最善と考えたビルドを選び、最大32人のプレイヤーが同じフィールドで激突する。
勝者を決めるのは、最も多くのポイントを獲得したチーム。
制限時間内に、どれだけポイントを奪えるか。
敵を倒し、時には逃げ、時には他チームを利用し、相棒とともに勝利を目指す。
高校生のナツとアキも、そんな『バディズソウル』に夢中なプレイヤーだった。
ポニーテールがトレードマークの勝ち気な美少女ナツは、アーチャー(弓師)を。
幼馴染の大人しい少年アキは、圧倒的使用率最下位の不遇クラス、ミスティック(魔法剣士)を操る。
二人のチーム『アルテミス』を待ち受けるのは、個性豊かなライバルたち。
セイバー×セイバーの地元強豪『シザース』。
圧倒的な防御力で恐れられる謎のソロプレイヤー『黒牛』。
そして、まだ見ぬ全国のトッププレイヤーたち。
最強のクラスは何か。
最強のビルドは何か。
そして、最強のバディとは?
これは一つのゲームと出会い、熱狂し競い合った、プレイヤーたちの物語。
ゲームに青春を捧げた者たちの、どこにでもある、そんな物語である。