あらすじ
これは、 “ゲームを知らない人々がゲームを発掘する物語”。
文明が崩壊して数百年。
草木に飲まれた渋谷の街は、今では“遺跡”と呼ばれていた。
渋谷村の発掘隊に所属する爽太たちは、
ある日、渋谷109の地下で奇妙な灰色の箱を発見する。
前面には謎の溝。
背面には赤・白・黄の丸い端子。
上部には「スーパーマリヲブラザーズ」と書かれた薄い板――。
太陽が出ている間だけ使える電力をつなぐと、
古びたテレビの画面が光り、
“絵が動き始めた”。
ボタンを押すと人が動き、
敵に触れると不快な音が鳴り、
キノコを取ると体が大きくなる。
訓練装置なのか?
儀式の道具なのか?
試作機械なのか?
それとも――先代文明の「遊び」なのか?
文明が滅びた世界で、
ゲームという概念を知らない四人が、
初めてゲームを起動し、驚き、考察し、笑い合う。
渋谷109遺跡から始まる、 文明考察 × 発掘 × ゲーム文化の再発見ストーリー。