あらすじ
職業選別の儀式で、幼馴染のライアンは三百年に一度の「剣聖」UR、リリィは百年に一度の「聖女」URを引き当てた。
そしてぼく、フラムが引いたのは――最底辺の「見習い剣士」N。
笑いをこらえる貴族たち。手のひらを返すライアン。
(終わった。ぼくの人生、終わった)
そう絶望した瞬間、スキルパネルが虹色に輝き始めた。
再抽選。レア度SSR。職業「勇者」。
歓声が響く中、ぼくは王の前に立った。
しかし王はぼくのスキルパネルを一目見るなり、顔を青ざめさせた。
ユニークスキル「神殺しの剣」――それがすべての始まりだった。
「勇者フラムを処刑せよ」
世界を救うはずの勇者が、世界から追われる身になった。