あらすじ

突然の別れ際、泣きそうになりながら渡した手作りの「虹色の栞」。 「ずっと大事にするね」と言ってくれたあずちゃんは、そのまま僕の初恋ごと遠い街へ引っ越していった。 ──そして十数年後。 都会の喧騒の中、雨上がりのカフェで僕が出会ったのは、見惚れるほど綺麗な大人の女性。 そして、彼女が文庫本に挟んでいたあの日の七色の栞だった。 「……あずちゃん、なの?」 驚きで声を震わせる僕に、彼女は少しだけ意地悪に目を細める。 「ふふ、正解。……じゃあ、私の本名まで覚えてる?」 ずっと忘れられなかった初恋と、ずっと宝物を持ち続けていてくれた彼女。 雨上がりの街で、止まっていたふたりの恋が再び動き始める――!

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カクヨム
カクヨム2026/08/11
  • 現在の作品虹色の栞が僕たちを覚えたまま