あらすじ
和菓子職人の青年と、別の和菓子屋で販売員として働く着物好きの彼女。
二人には、お気に入りの休憩場所がある。
それは、職場から少し歩いた公園にある、木陰のベンチ。
待ち合わせをしているわけではない。
休憩時間が重なれば会うし、会わない日もある。
けれど、顔を合わせれば自然と隣に座り、他愛のない話をする。
今日はおはぎ。
次は水羊羹。
秋になったら、月見団子や栗のお菓子。
季節の和菓子を食べたり、仕事の話をしたり、どうでもいい話をしたり、ときどき和菓子のことを少しだけ知ったり。
そんな二人が、いつものベンチでのんびり過ごす休憩時間のお話。
※季節に合わせて、思いついたときに一話ずつ追加していく不定期連載です。