あらすじ
最弱の「歩(ゴブリン)」が成るとき、世界の盤面はひっくり返る――。
あらゆるタイトルを総なめにし、「現人神」とまで称された伝説の大棋士・神谷蓮。 あまりの強さに虚無感を抱いていた彼は、事故死の果てに異世界へと転生する。
目覚めた姿は、最上位種族の奴隷として虐待される最下層種族——ゴブリン。
魔法も武力もない貧弱な肉体。しかし彼には、数千手先を見通す「超人的な大局観」と、勝つための「謀略(手筋)」があった。 虐げられた仲間を率い、将棋の戦術で世界へ下剋上を開始するアルト(神谷)。
しかし、彼らの前に立ち塞がったのは、圧倒的な力で世界を統一せんとする竜人族の覇王・竜帝ヴァルカン。 その正体は——前世でただ一人、蓮が一度も勝てなかった生涯最高のライバルだった。
「歩」から始まる下剋上と、「王」として君臨する覇道。 世界の運命を賭けた、至高の盤上決戦(チェス・ゲーム)が幕を開ける!