あらすじ
※脚本形式 本編ビューワー 縦組み推奨
◆あらすじ
夢のない女子高生の鎮乃はホラー好きなのに怖がりなコミュ障陰キャ女子。
ビビりながらも怪奇が好きな鎮乃はある日、怪談のイベントに参加する。
そこで鎮乃が見たのは、同年代の美少女怪談師――亜矢が紡ぐ、恐怖の心霊怪談。
その語りにぞっとしながらも、鎮乃は彼女の語り口に陶酔し、
かつ恐怖を語る表情の凄みに惹かれる。
その日から、鎮乃の中に熱い『夢』が見つかった。
誰にも認められる怪談師に、自分もなる。
嫌がる亜矢に弟子入りし、怪談の技術をマスターしようとする鎮乃。
最初は嫌がっていた亜矢も鎮乃に光るものを感じたのか、彼女を鍛えるようになっていく。
鎮乃は様々な試練を乗り越え、トップ怪談師になれるのか?
恋も怒りも憎しみも恐怖の材料として、鎮乃は成長していく。
◆◆登場人物
◆林田 鎮乃<しずの>(16)
「恐いけど……どうしても聞いちゃうんだ、怪談って、心が躍るから」
10代の陰キャ女子高生。ホラーが好きなのに怖がりで、怯えながらホラーを見る。
怪談イベントに参加した際、少女怪談師の語りに感動。
弟子入りして以来、怪談師を目指して修行をはじめる。
やがてその語りは天性の才を発揮し、「怪談ではない話」をも怪談にできる伝説の『天網の怪談師』に至る。
ただし序盤はまだまだひとりよがりで、客に合わせられるほど器用ではない。
身長が高いのだがモテない、大木系女子でもある。
◆神社姫 亜矢(じんじゃひめ あや)/ 西田 綺<あや>(16)
「恐怖でしか救われない人たち。その希望が私たち、怪談師なの」
10代の天才少女怪談師で、鎮乃の師匠である怪談女王。黒髪長髪、着物を好む。
美人でイベントにもひっぱりダコだが、ストイックで友人は少ない。霊感の類は一切ない。
富豪的な家の生まれであらゆる英才教育を受けて育ったがどの道にも満足できずにいたところで怪談に出会い感動。
以来「恐怖にだけ癒せる心がある」という信念を胸に、最恐の怪談師を目指す。
得意な怪談は心霊系で、聴き手の情緒に訴えかける語りが人気。ただし怪談以外ではポンコツな一面も。
鎮乃に出会ってからは彼女の導き手となりつつ、親友にして、最大のライバルとなる。
◆多治見 真夏<まなつ>(16)
「恐怖は徹底した取材の中にあんのさ。アンタもいい怪談は、自分の足で探しな?」
田舎系・因習系怪談が得意なギャル怪談師。通称なっつ。露出多めで男性人気も強い。
押し強くノリ優先なのだが、故に臨場感のある語りが得意。
また、見た目にそぐわず徹底した取材力を持ち、田舎に迷惑をかけないというポリシーもある様子。
鎮乃の語りにほれ込み、一緒に興行を行いたいのだが、綺と仲が悪いためなかなか近づけない様子。