あらすじ
「実家の押し入れの奥は、古代ギリシャへと繋がっていた――」
じいちゃんが残した古い押し入れの奥で、時空ゲートを発見した高校生・菅原賢人(ケント)。
そこは、ソクラテスやペリクレスが生きた「古代ギリシャ(アテナイ)」だった。
現代日本の『ゴミ』同然のプラスチックケースや衣装ケース、ガラスコップを持ち込むと、古代の知識人たちはそれを「神の物質」と崇め、本物のドラクマ銀貨の山を積んでくる。
味を占めた賢人は、現代日本の物資とインフラ技術(ソーラー発電、近代医療、カメラ付きドローン)を導入し、アテナイの経済と技術を裏から支配する「アテナイ株式会社」を設立。
美少女たちとの多重婚姻を経て、順風満帆な「歴史改変ライフ」を送るはずだった。
――だが、牙を剥く過酷な現実と歴史のうねりが, 少年の日常を容赦なく引き裂いていく。
甘さを捨てることを余儀なくされた賢人は、ただの商会の社長から、アテナイを軍事と経済で完全に統治する冷徹な「支配者」としての覇道を歩み始める。
ポリスの枠を超えた帝国を樹立すべく、新天地トラキアへと牙を剥くアテナイ株式会社。
現代のインフラ技術、近代兵器、そして冷徹な頭脳がもたらす歴史改変。
これは、一人の少年が小さなポリスを世界最大の帝国へと塗り替えていく、覇道と内政の歴史改変ファンタジー。