あらすじ
父を亡くして一年。
森の小さな工房で暮らす魔工師ギルダには、これといってやりたいことがなかった。
そんな二十歳の誕生日。父の旧友レンブラントに連れられ、ギルダは今まで立ち入ることを禁じられていた森の奥へと足を踏み入れる。
そこで見つけたのは、父が遺した秘密の工房と、一通の手紙。
『あとは好きに生きろ』
『やりたいことを見つけろ』
『なんとかなる。なんとかしろ』
父の言葉に背中を押され、ギルダは生まれ育った森を出ることを決める。
作るのは得意。生き方はまだ分からない。
これは一人の魔工師が、物を作り、人と出会い、自分の「やりたいこと」を探していく物語。