あらすじ
これは、『私』が『先輩』と過ごした一年と少しの生活の記録だ。
その中から、いくつかの印象に残っているエピソードをここに載せることにした。
最初は誰にも見せるつもりはなかったけど、ちょうどよいスペースがあったのでお遊び半分で置いておく。
取り留めもない日常の記録なので、部外者であるあなたには少し退屈かもしれないけど、その点については多少、そう片目を瞑ってもらえればと思う。
そうだ、あらかじめ断っておく。
今この『私』が書いている時点で『先輩』は存在しない。
そのことも承知しておいてほしい。
ただ、まあ、そう悪い話ではない。
何事も思い出になっていくものだ。
前置きが長いとか、理屈っぽいとか、そういうのは小さい頃から言われなれているので、それも含めて『私』と『先輩』の記録が、誰かの記憶にわずかでも残ってくれることを祈る。
だって、生活は祈りだから。
(全13話30,000文字です)