あらすじ

残業帰り、路地裏の見覚えのない扉を開けたら、そこは異世界のダンジョンギルドの受付事務所だった。 混乱するより先に、安西真央の目はカウンター脇の帳簿の山に釘付けになった。 「……この収支、合ってなくない?」 五年間の経理事務で鍛えた目が、どんぶり勘定の帳簿の穴を次々と見つけていく。二重計上、根拠不明の端数、筆跡が二種類ある査定額の欄。 「お前、経理が読めるのか!?」 ギルドマスターに乞われ、臨時の帳簿整理係になった真央は、ある査定士の案件でだけ発生する不自然な差額に気づいてしまう。 「典型的な中抜きのパターンです」 現代の経理スキルが、異世界のギルドを完全に丸裸にする、痛快お仕事コメディ。

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小説を読もう2026/08/11
  • 現在の作品元経理、異世界のダンジョンギルドで帳簿の不正を見つけてしまいました