あらすじ

【注意】 この話は、カドコミ漫画原作コンテスト用の作品で、普通の小説形式ではありません。 応募規約に従い、ストーリー的な完結はしていませんが、五話で完結します。 突如この国を大規模な地殻変動が襲い、異空間と繋がる異相領域(ダンジョン)が出現した。 宮本裕一郎(30)は、その地殻変動で妻の洋子と幼い娘・碧を失い、自らも左脚を膝下から失った。 家族との最後の旅行に使ったキャンピングカーに乗り、死んだように生き続ける宮本。 それから20年。 50歳になった宮本は、かつて町工場で培った技術を生かしながら、山中に点在するダンジョンの小穴を発見し、国へ報告する仕事をしていた。 ある日、いつものように小穴から飛び出してきたモンスターを仕留めると、その直後に小さな子どもが穴から逃げ出してきた。 2.3歳に見える少年には、狼のような大きな耳、毛深い手、そしてふさふさの尻尾があった。 言葉も話せず「てう……!」と鳴くことしかできない。 明らかに人間ではない。 それでも怯えて宮本の背中にしがみつく少年に、宮本はかつての娘を重ねる。 今度こそ、この子を守りたい。 宮本は少年の正体を隠し、共に生きることを決める。 しかし同じ頃、街では少年と同じ耳と尻尾を持つ巨大な新種モンスターが暴れ始めていた。 あれは、この子の親なのか。 ならばこの子は、人間なのか、モンスターなのか。 そして本当の親が現れたとき、宮本はこの子を返せるのか。 町工場のおっさん×もふもふ狼少年。 モンスターの骨、筋、皮、牙――異空間の素材と町工場の技術を組み合わせ、子どもを守るために最強の父親へとなっていく男の子育て物語。

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カクヨム
カクヨム2026/08/11
  • 現在の作品町工場のおっさん、モンスターの子どもを拾ったので、再び父として生きると決めた