あらすじ

「五年間、お世話になりました。でも、俺たちはもう、コーチに頼らなくても戦えます」 生配信の会見で、五年かけて育てたパーティー「フレイムエッジ」から独立を告げられた育成コーチ・氷室怜香。拍手だけして、静かに見送った。 翌日、ギルドが持ってきたのは、誰も引き取り手のなかった新人・小柳环。攻撃力も魔力も平凡。けれど適性検査の「察知」の項目だけ、これまで見たどの新人よりも高い数値が出ていた。 「あなたの本当の適性、誰も見ていなかったみたいね」 地味な基礎訓練を、また一から。 一方、独立したフレイムエッジは、大型ダンジョンの生配信攻略で連携のズレと状態異常の見落としが続出し始める。かつて怜香が必ずチェックしていた領域だった。 「コーチがいた頃はこんなミス見なかったな」 流れるコメント欄を横目に、怜香は新しい弟子の、次の訓練メニューを開く。

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小説を読もう2026/08/11
  • 現在の作品育てた五人に見限られましたが、次の弟子はもっと有望です