あらすじ

身長一四五センチ。 その一点だけを理由に、八重々ミクは王国軍から追放された。 「規定に満たない者は兵にあらず」 努力も、実力も、関係なかった。ただ、背が低いという理由だけで。 失意のミクが辿り着いた辺境で出会ったのは、言葉を話す一頭のゴリラだった。 名はジェット。かつては王国に仕えた騎士であり――子供の処刑を拒んだという、ただそれだけの理由で獣の姿に堕とされた男。 「お前の話は聞いた。ならば、俺の力をくれてやる」 与えられたのは、身の丈六百メートル。岩の肌を持つ巨人へと変わる力。 そして王国が禁じた魔法――《ハヴォク》。 「国に入れてもらえないなら、簡単な話ですよね」 ミクは笑った。 「私が、国を作ればいいんです」 集めるのは、王国に捨てられた者たち。 職人、学者、罪人、裁定者――居場所を奪われたすべての「はみ出し者」。 これは、追放された少女が捨てられた者たちと共に国を築き上げ、 やがて王国そのものを叩き潰すまでの物語。

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小説を読もう2026/08/11
  • 現在の作品追放された身長一四五センチの私、六百メートルの巨人になって国を建てる