あらすじ
成人の儀で貴族令嬢リディアに現れたのは、災厄の証として恐れられる〈大罪の紋章〉だった。
まだ何の罪も犯していない。
それでも一族は、紋章の存在を隠すため、リディアを殺そうとする。
自らの命を他人の判断に委ねることを拒み、リディアは生まれ育った屋敷から逃亡する。
その前へ追手として現れたのは、幼い頃から剣を教わり、憧れてきた老騎士だった。彼が与えた一度きりの機会をつかみ、リディアはすべてを捨てて旅立つ。
そして旅の途中、弱者から金を奪う悪党へ剣を向けた時、大罪の紋章からスキル《断罪》が発現する。
それは、裁くべき相手との戦いで、リディアに戦える力を与えるスキルだった。
大罪と呼ばれる力であっても、正しいことに使えばよい。
悪党を討ち、理不尽な徴税に抗い、奴隷を解放する。
やがて彼女は、人々から〈断罪の令嬢〉と呼ばれるようになっていく。
追手を退け、目の前の悪を討ちながら、リディアは己の選んだ道を進み続ける
これは、一族に消されかけた一人の令嬢が、忌まれた〈大罪〉の力を手に、自由を勝ち取り、自らの正義を貫いていく物語。
※本文は全話完成済み。完結まで予約投稿済み