あらすじ

小林秀雄が「批評家失格」を発表したのは二十九歳の時である。 私は彼の事は高く評価している。しかし未だ彼を真に理解し得る人物は見当たらぬ。私はそれで「小林秀雄論」(1980年)を書いた。最も私の著作も殆ど評価されることは無かった。  当時の私は彼に即して書き上げたゆえに異論は論じてはいない。 しかし、率直に言って彼の考察した文章には何故このような内容で書いたのか? と思われる様な引っかかる文章が随所にみられる。  私は彼の揚げ足取りをするつもりは毛頭ない。  しかし、彼の考察した文章には透徹した思考が欠けている。  それで改めて再考察した。彼の実体を知る為にも不可欠だと思うからである。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/08/10
  • 現在の作品「小林秀雄に関する考察」小林秀雄の弱点は情の脆さにある(一)