あらすじ
「そんなゴミスキル、我が公爵家には必要ない!」
十五歳の授与式。名門貴族の跡取りでありながら、サイカクが神から授かったのは『器用貧乏』という名のハズレ能力だった。
万能だが、どれも一流には届かない――。失望した父親から即座に勘当され、着の身着のままで放り出されたサイカク。
だが、彼は絶望していなかった。
中途半端な魔法や剣技など、最初から要らない。頼るべきは、血の滲む努力で鍛え上げた己の「拳」のみ。
道中で出会った唯一の相棒――頼れる魔物と共に、サイカクは未開の世界へと歩み出す。
「神の加護が何だ。俺たちは、俺たちの力だけで英雄になってみせる」
これは、公爵家を追放された少年が、一撃の拳と相棒の絆で世界の常識をぶち破り、最強の英雄へと登り詰める王道無双ファンタジー!