あらすじ
競馬ゲームと血統研究を愛する会社員だった俺は、2020年の北海道で目を覚ました。
そこは、亡き祖父から受け継いだ零細牧場――青嶺牧場。
手元にあるのは、二十億円の運転資金と二頭の競走馬。そして、これから活躍する名馬や血統についての未来知識だった。
これなら、最強馬を買い集めて無双できる。
そう思った俺は、すぐに重大な違いへ気づく。
競馬史も血統も記憶とよく似ているのに、馬の名前だけがまるで違うのだ。
意訳された馬名を手掛かりに、まだ知られていない名馬を探し出す。
しかし、知っているはずのレース結果は少しずつ外れ、数字では測れない馬の気性や成長が計画を狂わせていく。
未来知識は、勝利を約束する答えではない。
それでも、馬と人を信じ、一度きりの選択を積み重ねる。
これは二十億円と二頭の競走馬から始まり、零細牧場を世界一へ、そして自ら育てた血統を世界へ広げていくオーナーブリーダーの物語。
※競馬情報はなるべく収集して執筆しますが誤りが出ることがあります。
フィクションとしてお楽しみいただければ幸いです。
実在する個人・団体とはいっさい関係ありません。
某、競馬ゲーム準拠な日程構成となっています。