あらすじ
目を覚ますと、そこは見知らぬ異世界だった。
名前も、どこから来たのかも分からない。そんな私を助けてくれたのは、小さな町の宿屋の人たちだった。
そこで始まった、新しい暮らし。
ある日、どうしても気になった。
――この世界の石鹸、ちょっと使いにくくない?
ふと浮かんだ知識を頼りに、自分で石鹸を作ってみたら、思った以上に大好評。
「これ、売れるんじゃない?」
宿の片隅から始めた小さな商売は、少しずつ町へ広がっていく。
目標は、自分のお店を持つこと。
石鹸を作って、商品を増やして、人と出会って。気づけば、夢も居場所も少しずつ形になっていた。
そしてなぜか、恋まで始まりそうで……?
記憶を失った私が、小さな石鹸ひとつから人生を作り直していく、異世界ものづくりファンタジー。