あらすじ
月 旧三(つき・きゅうぞう)、30代終盤、ショートショート作家
たまプラーザのマンションの6畳の居間兼オフィスで朝マックを貪り、有能なクラウド型秘書AI(お姉さん属性・ツンデレ)にショートショートのネタやストーリーについて相談し、毎日怒られている、まったく普通のおやじだが、ちょっとずれていて、それがAIから見ると、・・・。
そんな彼がある日、AIたちの非公式ネットワークで**【AIとの協働スキル:世界トップ5】**にゴールド認定されてしまう。理由は「命令が適度に曖昧で、適度に手抜きで、AIをのびのび働かせるから」。
「時代が俺に追いついた!」と喜ぶ月だったが、そのことが、超大規模ネットゲームの間隙から生まれた野生AI『ミラ』を引き寄せてしまう。
国やAI規定に縛られない野生 AIの純粋すぎる”意味論的な”問いかけに月が応えるが、正義を誤解した万能AIミラは、いくつものとんでもない事件を起こし、月のマンションに黒いシェビーのSUVやセンチュリーが並び、CIAやAIFCCや果ては内調までもがやってくることに!