あらすじ

高校一年生の榊優には、これといって将来の夢がなかった。 警察官を目指す親友・天道剣。 いつもクラスの中心にいる獅波善。 そんな二人と過ごしていたある日、クラス全員が異世界へ召喚される。 善に与えられた天職は【勇者】。 剣は【処刑人】。 そして優だけが――【罪人】だった。 「世界に災いをもたらす忌むべき天職」 そう告げられ、何もしていないまま地下牢へ入れられた優は、そこで鎖につながれた亜人の少女・ユラと出会う。 「私、人間のものだから」 痛めつけられ、涙を採られても、それを当たり前だと思っている少女。 そんなユラに優が言えたのは、たった一つだった。 「ユラは、ユラのものだよ」 その言葉をきっかけに、優は初めて自分の意思で法を破る。 手に入った力は【解錠】。 生きるために覚えたのは【窃盗】、そして【密猟】。 人を助けたいだけなのに。 生き延びたいだけなのに。 優の歩いたあとには、なぜか犯罪の記録ばかりが積み重なっていく。 これは、勇者でも英雄でもない少年が、 【罪人】として異世界を生きていく物語。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/08/10
  • 現在の作品お決まりのクラス転移で、いきなり「罪人」認定されたので、世界を盗むことにしました