あらすじ

小さい頃から、誰も知らないメロディを口ずさんだり、鼻歌でなぞったりしていたアマーリエ。 いつしか、ついたあだ名は『鼻歌令嬢』。 当然のごとく社交界で浮いていた彼女に、なんと名門侯爵家からの縁談が舞い込んだ。 実家では先妻の子として忘れられたように育ち、社交界では問題物件として嘲笑の的とされていたアマーリエは、この婚姻に少しばかり期待を抱くが…… 『俺には愛しい人がいる』 『君と男女の仲になるつもりはない』 そう告げられ、別邸に追いやられてしまった。 けれど、その結婚をきっかけに、アマーリエは前世の記憶を取り戻す。 ずっと鼻歌でしかなぞれなかった旋律も、今なら声に出して歌える。 歌詞も、意味も、歌い方も――すべて覚えている。 誰にも遠慮する必要のない湖畔の別邸で、アマーリエは初めて、心ゆくまで大好きな歌を歌うことにした。 すると、彼女の歌声に導かれるように、不思議な者たちが次々と姿を現して――。 その中には、白銀の毛並みを持つ幼い狼の姿もあった。 アマーリエは知らなかった。 自分が愛し子と呼ばれる存在であることも。 自分の歌が特別な力を持っていることも。 そして、その白銀の狼との出会いが、自分の運命を大きく変えていくことも。 これは女神に愛されたアマーリエが、大好きな歌を好きなだけ歌いながら、日々モフモフに癒されつつ、恋に目覚めていくお話です。

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小説を読もう2026/08/10
  • 現在の作品白銀の王と歌姫のお話~アマーリエは恋がしたい~