あらすじ

漫画家志望の大学卒業生・日坂美胆(ひさか みたま)は、九州・沖崎県にある実家の蔵で、厳重に御札が貼られた黒い箱を発見する。 「描かずにはいられない」持ち前の本能に抗えず御札を剥がすと、そこに封印されていたのは、数百年ぶりに解き放たれた元龍神の血喰い・龍号(りゅうごう)だった。 「お前を骨の髄までいただけば十分だ」 圧倒的な死の圧力を前に、美胆は持ち前の「瞬間記憶(カメラアイ)」の能力と命がけの交渉術で取引を持ちかける。 「毎日血を一滴あげる! だから私に、あなたを漫画の題材(取材)にさせて!」 恐怖と紙一重の官能、人外の倫理観欠如、そして狂おしいほどの創作欲。 人を人とも思わない恐ろしい龍神と、死の予感に震えながらペンを走らせる漫画家志望の、血と原稿用紙で結ばれた異色ホラーファンタジー! 【登場人物・世界観設定(選考補足用)】 ・日坂 美胆(ひさか みたま)/22歳 設定:持ち前の「瞬間記憶(カメラアイ)」を持つ漫画家志望の女性。一度見た光景や質感を脳内に鮮明に記録できる。 性格:普段は気弱で押しに弱いように見えるが、「面白い漫画を描くため」なら自分の命すら天秤にかける狂気と図々しさを持つ。 ・龍号(りゅうごう)/性別:男(容姿)/年齢:数百年以上 設定:かつて沖崎の地に君臨していた元龍神。人間を喰らう「血喰い」の怪異として蔵に封印されていた。 性格:容姿端麗だが、人外ゆえに人間の倫理観や感情が一切通用しない。人間は「家畜」「食料」としか見ていない。美胆の差し出す血の味と、自分を畏怖しつつも貪欲に描こうとする美胆の瞳を面白がり、仮の契約を結ぶ。 ・舞台:九州・沖崎県(おきざきけん) 古くから龍神信仰と呪術師一族の歴史が残る土地。山間に位置する美胆の実家には、かつて怪異を封じ込めた蔵が残っている。

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カクヨム
カクヨム2026/08/10
  • 現在の作品死んでも描く。~私を喰らう龍神様、一生取材させてください!~