あらすじ
聖女リリアは「高潔で凛とした聖女様」と国中から崇められている。
瘴気が満ちる地獄のような土地でも震えず祈り続ける姿は、まさに女神のよう──
と、筆頭護衛騎士アルバートは本気で信じている。
……だが、実際のリリアはただの限界オタクだった。
推し騎士アルバートの顔が良すぎて、近くにいるだけで呼吸困難。
声をかけられれば全細胞が歓喜の震え。
震える指先の正体は“尊さの過剰摂取”。
そんな二人が、瘴気渦巻く最前線で“すれ違いながら想い合う”ことになり──?
勘違いと限界オタクが交差する、両片思いのすれ違い。
「推し、今日も顔が良い」 ――遺言はこれでお願いします。